Applegate Valley AVA

アップルゲート・ヴァレーAVA

Wooldridge Creek by Jak Wonderly

オレゴン州南部の美しいシスキュー山脈に位置するアップルゲート・ヴァレーAVAは、格別なワイン、素晴らしい山の眺望、驚きに満ちたアウトドアレクリエーション、多彩なアートフェスティバル、味覚をそそる豊富な農産物など、あなたのすべての感覚を魅了します。アップルゲート・ヴァレーのワインは、ニューヨーク・タイムズなどのアメリカの有力紙や、イギリス、フランス、イタリアの国際的なワイン専門誌に掲載され、世界的に認められています。

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アップルゲート・ヴァレーのワインの歴史は、1852年に Peter Britt(ピーター・ブリット)という初期の入植者がワイン用のブドウを植えたことから始まりました。オレゴン州初の公式ワイナリーであるヴァレー・ビュー・ワイナリーは、1873年に彼が開いたものです。やがて1907年にヴァレービューは閉鎖され、まもなく禁酒法が施行されました。アップルゲート・ヴァレーでワイン造りが復活したのは、近代的な開拓者が近隣の地域の良質なワイン生産条件を発見し始めた1970年代になってからです。数軒の家族経営のワイナリーが根を下ろし、門戸を開いたのが始まりでした。今日では、この地域は重要なワイン生産地となり、多様で高品質なワインを生産しています。このアペラシオンは、2000年に正式なものとなりました。

アップルゲート・ヴァレーAVAは、より大きなローグ・ヴァレーとサザンオレゴンAVAに含まれます。カリフォルニア州との州境からローグ川まで北に50マイル(80km)、グランツ・パスのすぐ西に伸びています。シスキュー山脈に囲まれたアップルゲート・ヴァレーは、太平洋から吹く冷たい海風から守られています。ブドウ畑は通常標高2,000フィート(610m)までの場所で栽培され、日中は暑く、夜間は涼しくなる環境です。

アップルゲート川は、この地域の土壌の開発に大きな影響を与えました。ほとんどのブドウ畑は河岸段丘や沖積扇状地に植えられており、高品質なワイン用ブドウに最適な、深くて水はけの良い土壌を提供しています。

Schmidt Family Vineyards
Troon harvest by Craig Camp

この地域のワインは概してふくよかなフルボディで、果実味が前面に出たボルドーやローヌスタイルのワインで、ほのかなミネラル感が根底にあります。

指定年:
2000年
総面積:
278,190エーカー (112,600へクタール)
作付面積:
750エーカー (300へクタール)
主な品種:
メルロー、カベルネソーヴィニヨン、シャルドネ、シラー、テンプラニーリョ、ピノノワール
顕著な土壌:
河川堆積物

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Through the U.S. Department of Agriculture’s Foreign Agricultural Service (FAS), Northwest Wine Coalition receives Market Access Program (MAP) funding to promote the wines from Oregon and Washington States in international markets.