Lewis-Clark Valley AVA
ルイス・クラーク・ヴァレーAVA
ルイス・クラーク・ヴァレーは、ワシントン州とアイダホ州の州境にまたがり、ビタールート山脈に抱かれた地域です。周辺が寒冷地であるにもかかわらず、温暖な気候であることから「バナナベルト」の愛称で呼ばれています。この気候は、桃やリンゴなどの質の高い木になる果実や、格別なワイン用・食卓用のブドウを生産しています。
このアペラシオンは、パルースとカマス・プレイリー大草原の源流域の真下にあります。急なV字型の谷は水はけが良く、霜を防ぎ、夜間の気温は低く、酸の保持とフレーバーの発生を促進させることに適しています。年間降水量は11〜22インチで、灌漑はほとんど必要ありません。
ルイス・クラーク・ヴァレーAVAの土壌は、多年草が分解され、水分を保持できる草根で構成されています。土壌の大半は黄土、または風で堆積した栄養豊富なシルトを含んでいます。この地域は、ワイン用ブドウの栽培に理想的な空気排水の特性を持ち、栽培しやすいのです。
- 指定年:
- 2016年
- ブドウ畑:
- 【総面積】100エーカー(40ヘクタール)/【ワシントン州の作付面積】9エーカー(4ヘクタール)
- 主な品種:
- シャルドネ、ピノノワール、メルロー
- 年間平均降水量:
- 11~22インチ