Candy Mountain AVA

キャンディ・マウンテンAVA

Candy Mountain
Candy Mountain AVA, courtesy Seth Kitzke.

キャンディ・マウンテンは、総面積815エーカーで、ワシントン州で最も小さなブドウ栽培地域です。また、最も新しい産地の一つでもあります。2020年に設立されたキャンディ・マウンテンAVAのブドウ畑は、山の南西側、2度から20度の勾配上に位置しています。標高は海抜640フィートから1,360フィートの間にあり、コロンビア・ヴァレーの土壌を特徴づける大変動を起こした洪水であるミズーラ洪水の場所よりも上に位置しています。

キャンディ・マウンテンは、レッド・マウンテン、バジャー・マウンテン、リトル・バジャー・マウンテンを含むこの地域の4つの連なった山の一部で、より大きなラトルスネーク・マウンテンと並んでいることから、総称して「ラトル」と呼ばれています。キャンディ・マウンテンはまた、ワシントン州東部の多くのブドウ栽培地域を構成するヤキマフォールドベルトの一部です。

地図

キャンディ・マウンテンは、レッド・マウンテンの南東4マイルに位置し、一般的にレッド・マウンテンと同様の温暖な気候で、相対的に周辺地域より強い風が吹く場所でもあります。

このAVAの土壌は氷河期の洪水の堆積物と、その上の黄土ーつまりは吹きさらしのシルトと砂ーで形成されています。一般的に薄い土壌で保水力が低いため、生育期間中、栽培者がみて適切と思われる圧力をブドウの木にかけることになります。これはまた、表土とは異なるミネラルを持つ玄武岩の岩盤とブドウの根がより容易に結びつくことになります。

キャンディ・マウンテンには現在、110エーカーの作付されたブドウ畑があり、その多くは同じ名前のブドウ畑です。現在、アペラシオン内にワイナリーが1つあります。アペラシオンはヤキマ・ヴァレーのアペラシオンに完全に含まれており、それ自体はより大きなコロンビア・ヴァレーのアペラシオンの一部です。

Candy Mountain AVA, courtesy Seth Kitzke.
指定年:
2020年
ブドウ畑:
110エーカー(44ヘクタール)
主な品種:
カベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラー、サンジョヴェーゼ
年間平均降水量:
5インチ

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Through the U.S. Department of Agriculture’s Foreign Agricultural Service (FAS), Northwest Wine Coalition receives Market Access Program (MAP) funding to promote the wines from Oregon and Washington States in international markets.