Regions&AVAs

ワイン生産地とAVA

AVAとは

AVA(アメリカン・ヴィティカルチュラル・エリア)は 米国内のワイン用ブドウの栽培地域を地理的に定義し指定されている地域です。 その境界はアルコール・タバコ税貿易局(TTB)によって定められ、 ワイナリーやブドウ栽培者などの申請によって認定されます。このワシントン州には、現在20のAVAがあります。
ワシントン州の20のAVAのうち、4のAVAが州を越えたアペラシオン(原産地)です。 コロンビア・ヴァレー、コロンビア・ゴージ、ワラワラ・ヴァレーはオレゴン州にまたがっており、 ルイス・クラーク・ヴァレーはアイダホ州とまたがっています。

ワシントン州を代表するAVA、コロンビア・ヴァレーは1984年に制定され、 州内で栽培されるブドウの99%がこのAVAにあります。 このコロンビア・ヴァレーの中にはサブ・アペラシオンと呼ばれる地域があり、 これは連邦政府が認定するAVAとなります。

同じように、ワシントン州初の連邦政府公認AVAであるヤキマ・ヴァレーも細分化され レッド・マウンテン、スナイプス・マウンテン、ラトルスネーク・ヒルズ、キャンディ・マウンテン といった4つのサブ・アペラシオンを包括しています。

コロンビア峡谷では、1マイル離れただけで、ブドウの生育環境はまったく異なります。 したがって261マイル(シェラン湖とコロンビア峡谷の距離)であれば、 ブドウに与える影響の大きさがいかほどかわかります。

ワイン用ブドウの生産地がAVAとしての資格を得るには、 気候、土壌、標高などの特徴によって区別されることを証明されなければならないのです。

20のAVAをもっと詳しく

Get to know our 20 AVAs
AVA地図

Through the U.S. Department of Agriculture’s Foreign Agricultural Service (FAS), Northwest Wine Coalition receives Market Access Program (MAP) funding to promote the wines from Oregon and Washington States in international markets.